【開催報告】日本語ボランティア養成講座~はじめの一歩~

【開催報告】日本語ボランティア養成講座~はじめの一歩~

9月15日(金)、みどりーむ大会議室で「日本語ボランティア養成講座~はじめの一歩~」を開催しました。この日は、開催1時間ほど前に大雨注意報が発令され、講座終了間際には雷注意報も発令されるなどの気象状況でしたが、欠席者もほとんどなく26名の受講者が参加しました。

講師は、8月25日の「外国につながるこどもの支援について考える」と同じ嶽肩先生。

今回も、たくさんの参考教材をお持ちいただきました。

はじめに、参加者がお互いを知り合うために「私の呼び名」をテーマにしたグループ活動が行われました。ここで私たちは、日本語の特徴として「いろいろな呼称」があることに気づかされます。 日本語を日常的に使う環境で育ち、日本語を自然に身につけた私たちは、日本語の特徴になかなか気づくことができません。「はじめの一歩」では、日本語の特徴、コミュニケーション(対話)の重要性、日本語教室で日本語を学んでいる外国人学習者の本音、そして活動に役立つ資料やwebサイトの情報などたくさん紹介いただきました。 帰り際、アンケートとは別に受講後の感想を受講者にお聞きしました。

『講座に参加して、生きた日本語、自然な日本語は、対話の中で身につくことを教わりました。まず話したい、表現したい、知りたいという思いがあって、その中で必要な語彙や文型を覚えていくことはとても効果的だと気づかされました。グループワークではボランティア経験のある方から貴重な経験をうかがうこともできました。難しく考えず、やさしい日本語を使って対話を楽しみ、外国につながる人々のよき伴走者でありたいと思います。』 

日本語ボランティアは「教え込む」「指導する」ではなく、対話を通して互いに学び合う伴走する存在へ!! で締めくくられた講座でした。