【開催報告】外国につながるこどもについて考える

【開催報告】外国につながるこどもについて考える

2022年3月23日

身近に住んでいる「外国につながる子ども」に対して地域でできることは何か…

地域の小中学校でのヒアリングから見えてきたことや外国児童生徒の支援の現場から見えてきたことなど、彼らの現状と課題を共有しました。

その後、彼らの抱える大きな課題のひとつである「ことば」に視点を合わせ、グループワークで「やさしい日本語」の置き換え練習をし、低学年向けの教科書であっても彼らにとっては難しいものであることなどを理解しました。

3つのグループに分かれて小学校低学年の教材を使ったグループワークを行いました。

その後、彼らの抱える大きな課題のひとつである「ことば」に視点を合わせ、グループワークで「やさしい日本語」の置き換え練習をし、低学年向けの教科書であっても彼らにとっては難しいものであることなどを理解しました。

現在支援に携わっている受講者からは「日本語力の不十分さなのかそれとも学力なのか」「学校文化、宗教観、価値観の違いによる孤立化」「非漢字圏の児童生徒への漢字習得方法」「英語圏から来日する児童生徒の割合について」等の質問が出され、講師からだけでなく参加中の受講者からも教材の紹介等がありました。とても有意義な講座でした。

「学校が楽しい」「日本で生活することが楽しい」と感じてもらえるような支援を心掛けていきたいとあらためて思いました。