「センセイとのしゃべり場」が、7月9日(水)17:00-19:00(19:30終了)にラウンジ会議室で開催されました。このしゃべり場は語学ボランティアのスキルアップと学校との連携強化を目的として年1回開催されています。
中村淳子先生(国際教室担当教諭)と杉山明先生(横浜市特別支援教育総合センターの元指導主事)をお招きし、学校現場で求められる通訳の役割について教えていただきました。
「特別支援」と聞くと、一世代前の「特殊学級」と結び付けてしまう通訳者もいるそうです。学校教育の現場は大きく変化し、多様な「特別支援」が行われています。先生が面談で保護者に特別支援を提案するとき、誤解がないようとても気を遣うとのこと。一方、我が子に特別な支援が必要と知らされた保護者は、複雑な心境になることが多いそうです。間に入る通訳者の心境も複雑ですよね。
そういった面談時の通訳のコツとしては、「集団教育における子どもの特性(遅刻が多い~特別な支援が必要)」と「親の役割(朝早く登校するよう促す~特別な支援内容を理解し、判断する)」を保護者に理解してもらうこと。 そして、特別支援の枠組みを理解すること。学校の先生は、子どものより良い将来のために保護者に特別な支援の情報を提供しようとしています。そのことを念頭に置いて通訳の現場に挑むと、心が必要以上に重たくならないのかもしれません。
「特別な支援を享受するのは子どもと保護者」という杉山先生の言葉が印象的でした。


