インターナショナルスクール、この4月から地域清掃はじめる!

 

霧が丘の団地が多国籍の人びとが共生できる場になることを願い、昨年度、団地に転入してきた外国人に渡す資料「日本の集合住宅におけるマナーブック」を作成しました。UR、よこはま住まいセンター、JS、クリーンメイト、NPO法人ぷらっとほーむにご協力いただき、外国人にも理解しやすいよいものができたのではないかと思います。皆と協力して作り上げていく中、ラウンジでは原案を提案、多言語化を担当させていただきました。今後は他地区の多文化共生の理解のためにもこの資料を使っていく予定です。また、260世帯以上の外国人から粗大ごみの捨て方に対するアンケートに応えていただき、粗大ごみの捨て方マニュアルも作成しました。

 

さてこの霧が丘での取り組みの中、レインボーインターナショナルスクール代表の「地域貢献したい」という気持ちに触れ、地域清掃の始動をお手伝いする運びとなりました。地域の人たちへの声掛けを丁寧に行い協力を得ながら、第1回目は桜満開の中、無事清掃活動を終えることができました。JSの講師の指導の下、子どもたちは先を争うように元気に沿道のごみを拾い上げ、最後にはきちんと分別をして所定の場所に捨ててくれました。

日本のごみ分別の仕組みは、海外の人にとっては馴染みがありません。新しい習慣が定着するまで時間が掛かるかもしれませんが、健気な子供たちの姿が地域の人たちの目にふれることで、分別の習慣がゆっくりと拡がることを願います。