【開催報告】外国人にもわかりやすい看板を考えてみよう

【開催報告】外国人にもわかりやすい看板を考えてみよう

 6月14日(土)玄海田公園において、「外国人にもわかりやすい看板を考えてみよう」をワークショップ形式で開催しました。

 開催場所になった玄海田公園には野球やサッカーができる運動広場やバーベキュー場もあり、公園は広域避難所にも指定されています。最近外国人の利用も増えてきています。公園の中には「自転車、バイク乗り入れ禁止」「火気厳禁」といった看板がたくさんあります。この看板って外国人にも分かるのかしら?そんな疑問から「外国人にもわかりやすい看板を考えてみよう」の企画はスタートしました。

 当日は、外国人や子どもを含めて10人の参加者が集まり、どんな言葉が外国人に分かりにくいのかを日本語の講師から教えていただきました。それを参考にして公園を実際に見て回りながら、「これは外国人にはわかりにくいかも?」という看板を探してきました。

 みんなで集めた気になる看板を見ながら、どのように変えたらたら外国人にも分かりやすくなるのかを、一緒に考えました。そして、「三文クッキング(※)」のクイズを取り入れ、私たちが普段何気なく使っている言葉も、少し工夫することでもう少し分かりやすい言い方に変えられることを講師から学びました。

 参加者から活発な意見がたくさん出て楽しい時間になりました。

 これを機会に公園の看板の言葉が、外国人だけでなく子どもや高齢者にも分かりやすい看板に少しでも変わってくれることを願います。

 さて、最初に紹介した看板「自転車、バイク乗り入れ禁止」は「じてんしゃ、バイクはおりて入ってください」、また「火気厳禁」は「火を使わないでください。」にすると、外国人にも伝わりやすくなります。

 参加者のみなさま、講師の長島裕子先生、みどり国際交流ラウンジと一緒にこの講座を進めていただいた「緑とコミュニティーグループ」や「NPO法人霧が丘ぷらっとほーむ」のみなさまありがとうございました。

※三文クッキングについて一部をご紹介します。よろしければ以下のサイトをご覧ください。なるほどと思うことがたくさんあると思います。

(出典元「やさしい日本語ツーリズム研究会制作」)

https://www.youtube.com/playlist?list=PLePvVFvPseCQlmShdgKMvqb9UeIgE5MaA