【報告】センセイとのしゃべり場

【報告】センセイとのしゃべり場

開催日時  7月17日(水)17:30-19:00(実際は 20:00まで延長)

開催場所  みどり国際交流ラウンジ6階会議

教育の現場で大切なこと

まずはじめに、国際教室の先生から自己紹介と自校の外国に繋がる児童生徒の学習の様子などを発表して頂いた。学校によって、外国児童生徒とボランティアの置かれている環境がかなり異なるということが見えてきた。  話は自然と外国に繋がる子どもの教育現場で何が大切にされているか、に移っていった。学校の先生は「完璧な通訳」を望んでおらず、「こどもの良き理解者」になってもらうことを望んでいることがわかった。

ボランティアの声、先生の声

基本的に語学ボランティアは一人で教室に入り込み支援しているが、支援の前に充分な説明がないまま、活動することも少なくない。担任によっては、語学ボランティアに子どもの学習を任せっ放しになることも。語学ボランティアは学習のポイントについて担任に相談したいが、先生にその時間がない場合が多い。担任は子どもの学習状況や理解度をボランティアから聞きたいが、そのタイミングを逸していることが多い。お互いの情報共有がなされていない現場が多数あり、子どもの学習にとって不利益に働いていることがわかった。

ラウンジに期待されること

ボランティアには「求められていることは、完璧な通訳者ではなく、子どもの良き理解者になること」であることを伝え、学校には「ボランティアと情報共有する時間をつくることの大切さ」を伝えるようにしたい。 話は尽きず、予定時刻より1時間経った時点で場を閉めた。最後に「このようなイベントを定期開催し、現場の声を教育委員会に伝えて欲しい」との要望をラウンジが頂くことになった。